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かなわない夢はない


by hira_hidenobu

億万長者のためのマーケティングレター№108

おはよう!
今、ニューヨークです。マンハッタンのど真ん中に泊まっています。
NYの不動産王のドナルドトランプを目標に、やってきましたので、ついにNY進出です。
リアルエステイト事業を廣田さんとはじめます。

会社登記も終わりました。ASKA MANHATTANNという名前です。
NYで最高のエリアに会社と宿泊施設を借ります。

皆さんにも来てもらえるように6部屋くらい借りました。

私が億万長者になれたのも、3年前にNYに留学したのがきっかけでした。
アメリカのマーケティング・文化を肌に触れることで、得るものは大きいです。

1週間から90日まで自由に泊まれる施設になりますので、ぜひ使ってください。
ここで儲ける必要はないので、格安の原価で皆さんが利用できるようにしたいです。

本当にエキサイティングでダイナミックな町です!

4月からこれますので、今HPも用意しています。
現地駐在員、スーパーモデル、VOGUのスタイリストなど、知り合いもたくさんで来ました。
誰も知らないNYCもご案内できるでしょう。

NYCで最高の留学先も確保しています。
NYに来て見たい人は、コメントをください。
どんなところを見たいか?何をしたいか?アメリカで何を学びたいか?

最高のコメントくれた人、アスカマンハッタン開設記念に1人、無料でご招待します!
では!

マーケティングレターも引き続き書いていきます。少しでもヒントになれば幸いです。
>> Waterway 活用法 <<


「女の子でもプロ野球選手になれますか?」

プロ野球選手に憧れ、少年野球チームに入ってレギュラーの座を獲得した
小学生の女の子が、全国大会に出場したときゲストで来ていた王監督に質問したのです。

すると王監督は
「君が大人になる頃には、女の子もプロ野球選手になれるようにするから頑張りなさい」
と答えていました。

この言葉を信じて野球に打ち込んでいる女生徒の特集をNHKがやっていました。
女の子がプロ野球選手を目指すと特集まで組まれるニュースになるのです。

これが心理学の「水路」にあたることなのです。

あなたはこの心理学の「水路」というのを知っていますか? 
簡単に言うと行動パターンみたいなものです。

きっとあなたにもあるはずです。

例えば
お昼はいつも決まった店にしか行かない。
食べた後は必ずタバコを吸って一服し、昼寝する。
または、気分が晴れないときには、必ず飲みにいく。そうしないと次へ進めない。
日曜日にでかけるときにはいつも同じ服を着る。

このように人には必ず行動パターンがあり、
気持ちの中に「水路」がつくられているのです。

誰にも水路はあります。
一度水路ができてしまうと、
その道を通って考えたり行動したりするのです。

そして一度できた水路を崩すのはなかなか難しいのです。

なぜならパターンを破ること自体がストレスになるからです。
人間にはストレスを感じる2つの大きな要因があります。

① 人間関係
② 新しいものへの挑戦
自ら水路を壊し、パターンを破るには、
意識的に新しいものへ挑戦していかなければなりません。

人間は本能的にそれをしたがらないというわけです。
だからありふれた広告宣伝やダイレクトメールではお客は動かないのです。
水路が変わらないわけです。

しかし、ある種の刺激が加わると新たな水路ができるのです。

冒頭の、女の子は王監督と出会うという刺激により、
女性プロ野球選手になるという水路を意識的に作ったのです。
そして、そのことがニュースで流れ始めると、
第二、第三の女性野球選手を目指す女の子が現れてくるのです。

このように新たな水路ができていくのです。

身近なところでは、こんな店がありました。
洋服店なのですが、服の下取りセールをやったそうです。
しかし、なかなか下取りの服は集まりませんでした。
レジで声をかけてもお客は興味を示さないのです。

そこで下取り専用の箱を用意して何枚か入れておいたのです。
すると簡単に集まるようになったのです。

自転車のカゴと同じ原理です。

誰かがカゴの中にゴミを捨てると、次から次へとゴミが増えていく。
完全に水路が出来上がってしまうわけです。

人は自分の水路を変えることはしたがらない。
しかし外部からなんらかの影響を受けると、
比較的簡単に水路を変えてしまうのです。

もし、あなたのお客さんの水路を、
あなたが変えることができたとしたら、かなりすごいことになりそうです。

そのために今すぐにできることは、
問題提起をすることです。
お客に自分が病気であることを気づかせるのです。
すると、お客はあわてて行動をはじめます。
つまり新しい水路が出来上がるわけです。

そしてその先に、あなたの売りたい商品を置くのです。

蟻が一列に同じ道を歩くように、
あなたの商品に向かってお客がゾロゾロやってくるようになります。

私が家を売るために出している広告の多くは、
自分が病気であることに気づけかせるものです。

でも、問題提起ばかりではありません。
「家を買うならエルハウス。だって好きだから」 
こんな水路も作っています。

アパート向けにミニコミ誌を配布し、
その中で読者が参加してくるコンテストを開催して多くの人に楽しんでもらっています。
私の会社を好きになるように仕組みを築いているのです。
水路作りの方法のひとつです。

参考にしてください。


さて、もうひとつ広告宣伝のコツをいうと
広告宣伝の場合、他社の信頼性を利用することで、
反応をあげていくことができます。

例えば、
「最近、NHKで取り上げられたように、
住宅リフォームのトラブルが大変増えているようです」
などの表現を入れるのです。

この文章の中には1つのテクニックが含まれています。
「二次信用の利用」です。

どういうことかというと、
自社の信頼性を出すためにNHKを引用していること。
不思議なことにNHKという言葉を出すだけで、
その信用がチラシをだしている側に、好影響を与え始めます。

NHKでなくても、例えば、
「日本経済新聞7月1日朝刊第3面で書かれている通り」とか、
「フジテレビの発掘あるある大辞典で報道されたとおり」、
というのが二次信用の利用です。

つまりNHKを冒頭にもってくることにより、

「この広告に書かれていることは案外ウソばっかりではないのだな」
「このチラシは売り込みだけでなく、読む価値がありそうだな」
とわかるわけです。

ちなみにある学校の広告で、
「生徒さんが○○大企業に就職しました」
という記事風広告があったのですが、

その広告に就職企業先のロゴを入れたところ、反応がものすごかったという事例があります。

クレジットカードを扱っている会社は、
そのクレジット会社のロゴを入れただけで信頼性が出てきます。

しかし、いつもマスコミの取り上げた話題に乗り続けるのも大変です。
そんな場合は、自らがマスコミに取材されたところをチラシに載せると、
同じ効果が得られます。
マスコミから取材を受け、記事にしてもらうのは簡単です。

話題性のある内容または、消費者のためになる情報を
マスコミ会社にニュースリリースをかければいいのです。

あ、また、長くなってしまいました。
この次は、商品を打出すときに85%の広告が
よく間違えていることについて
話す気分が盛り上がってきたらしてみます。

それでは、また
平秀信
by hira_hidenobu | 2006-03-12 22:39 | マーケティングレター