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かなわない夢はない


by hira_hidenobu

今すぐ仕える廣田流「ストリートサビーの法則」 大公開

廣田さんからすばらしいメソッドを提供してもらいましたので公開します!

あ、3倍クラブの方はお知らせがありますので、3倍クラブの方へ!

状況つくりが大切です

1、まず、自分より強い相手とやらない。同じ地域で何からなにまで上の同業者がいたとしたら、エリアを変える、売る商品を変えるなどをしないと勝てない。

2、自分より弱い相手とやるときでも、絶対勝てる状況を作る。相手が弱いからと言ってうかつにいくと思わず足元をすくわれる。念には念を入れ、準備を進めることが商売繁盛の秘訣。

3、どんな場合でも、自分が正しいときしかやらない。そうでないとモチベーションがあがらないし、相手をツメに落とし込むときにその場所が難しくなる。ビジネスで言えば、理念と言うことになるのでしょうか。会社の存在理由ということになるかもしれませんね。実際に正しい行動をしていると思えるときのほうが力は出る。

4、先手必勝。ストリートファイトでは、よほど力の差がない場合はコレで決まりです。ケンカ慣れしてる=手が早い、と同意語だといってもいいでしょう。とにかく先にやる。先駆者利益ですね。営業の場合も、先に行った人間はやはり有利でしょう。

5、まず精神的に優位に立つこと。相手をびびらせるためには、はったりも必要。相手の実力(人間同士そんなに差はない)を出させないよう、萎縮させる必要がある。やんちゃな人間が怖そうな格好をするのはこのためもある。ビジネスで言うと、会社の概観、実績など、誇張に近いものでも情報をアピールしていく必要がある。

6、ストリートファイトの場合、実際の殴り合いより、こういった「つくり」の部分が半分以上を占める。実際に動く前にほとんど勝負は決まっているし、決めてしまっておかなければ単なる腕比べになり、必ず混戦になる。ビジネスでもそのままですね。売れる商品、売れる地域、売れるタイミング、売れる方法、これらがほとんどを決めてしまいます。

7、一発目が当たったほうが勝ち。ほとんどそれで大勢は決まってしまう。相手が弱った姿を見せたら息をつかずに畳み込み、戦意を失わせる。逆に言えば、一発当たらないのに打ち続ける、業績が上がらないのにいつまでもその業界や商品にしがみついても、なかなか勝つことはできない。

8、相手の逃げ道を作っておく。戦意を失ったところでそこへ導き、謝らせるなり、落とし込む場所をつくっておく。そうでないと徹底的にやることになってしまい、恨みを残す、大怪我をさせて逮捕されるなど、こちらも大きな犠牲を払うことになる。3の必要性はここにもある。これは、戦う前から(集客する前から)次の落としこみの場所(契約、セールス)を決めておく。

9、相手の人数が多いとき、よく漫画なんかで「一番強いやつを倒せ」と書いてあるがそんな調子には行かない。複数だけでも不利なのに、その中で一番強そうなやつはそこそこ強い。てこずってる間に周りが参加して、もみくちゃにされてしまう。(私も経験があります)一番近くにいる、弱そうなやつを一発で倒さないと苦しい。そうすると、強いやつも「やばいかも」と思う。ひるんだときに落とし込む逃げ道を作る。「まだやるのか、このまま俺を帰すか、どっちにする!」とかわけのわからないことを言うと、通っていくときがある。ビジネスで言えば、地域戦略を練るときに、弱い相手のいる場所に出す、もしくは大きく強い相手(会社)のいるところには勝負をかけない。

10、相手が武器を持っていたら、こちらも持つ。できれば、相手の武器を奪うのが一番いい。それまで持っていた武器がなくなると、急に自分が弱くなったように感じるので、よけいに相手のモチベーションが下がる。以前9人(プラス木刀)を相手にしたとき、最初に相手の木刀を奪ったら、精神的にこちらが優位になり、有利に進められたことがある。ビジネスで言えば、ライバルの十八番を奪うと、大爆発できる。

11、最後は、気迫です。「断じて行えば鬼神も避く」これがあるだけでとても強いです。絶対あきらめないヤツって、強い弱い関係なしに相手にしたくない。セールスの場合も、最後はコレですね。ただ、悪い状況を延々と続ける可能性につながるので、状況は良く見る必要があります。

12、相手を観察する目が必要です。自分より強いか弱いか、そして仲間を呼んでくる状況でないか、警察に通報されないか、そういった自分と周りを取り巻く状況を瞬時に見分ける能力は大切です。場数を踏むと簡単にわかるようになります。ビジネス環境を瞬時に見分けることができるよう、常々アンテナを張り、見る目を養うことは大切なことですね。



ストリートファイトと試合とはまったく異なります。
何が違うのか?というと、まずケンカでは相手の力はほとんどわからない。戦う時間は30秒くらい。用意もできないし、ルールも無い。試合では、こちらも相手も戦力を知っている。お互いが練習をしている。(ほぼ強さが同じだからこそ試合が組まれる)研究ができる。

1、相手の倍練習する。正しい努力はウソを付きません。必ず結果は出ます。ただ、正しい努力かどうかは見分ける必要があります。大会で優勝する選手は、「信じてきてよかった」と口にします。今の努力が正しいものであるかどうかはどんな一流選手も心配しているのです。自分が正しい努力をしているかどうかを常に見極めて、人の倍努力をする。必ず一流の人間(選手)になれます。日本キック史上最強といわれた選手、藤原敏男選手は、「努力さえすれば誰でも一流になれる」と一日10時間を越えるトレーニングを自分に課していました。

2、相手の研究をする、ウィークポイントを知っておく。とくに相手が負けた試合を繰り返し見て、自分でも倒せることを実感、イメージしておく。勝つイメージと言うのはとても大切です。ジムの選手が勝ってばかりいると、若手の選手も勝ちやすくなります。「勝って当たり前(売って当たり前)」というイメージをつけるだけで、営業マンはガンガン売れるようになります。廣田塾の一番の効用はここです。月に2棟から3売るのが当たり前、と言う環境に一緒にいると、「俺もできるかも」「できるじゃん」になります。そうなると、売れるようになります。

3、面白いことに、自分の得意技を相手にやられると苦手、と言うことは意外と多い。ライバル会社が「売り」にしていることを、お株を奪ってやると、向こうはとても戦いにくくなります。「相手(ライバル)は品質がいいからなー」となれば、逆に品質を上げるといった戦略も、時には有効です。

4、一度当たった攻撃は(その試合中は)同じ攻撃がずっと当たる。これ、意外なんですね。ボクシングやキックなどの「反応」の格闘技は、一度当たった攻撃が、その試合中ずっと当たり続けます。「反応」については、人は自分を操作しにくいのでしょうね。「来るのが、わかってるだろうに」と思うような場合でも当たり続けることがあります。もし、当たらなくなってきたら、少し変化をつけるだけでまた当たりだします。広告なども一緒ですね。一度当たった広告は、何度も使えます。しばらく使って反応が落ちたら、少し変化をつける。これで、一年くらいは問題なし。

5、最初いくつかの攻撃を当てて、相手の反応が弱いところを狙う。試合が始まって、目くらめっぽう行くのはグリーンボーイ(たまにはうまくいくこともあります)。相手の探り合いが始まり、いくつかの攻撃を出した時点で、反応の弱いところが出てきます。(一流選手にはありませんが)そこを攻めるのは、当たり前のことですね。

6、自分が苦しいときは相手も苦しく、相手に合わせると疲れのペースもあってしまう。試合がだれるときと言うのは、どちらも疲れているのですが、相手と合わせてしまっていることは多いです。こんなときこそ自分のペースを取り戻さなければなりません。「自分が苦しいときは相手も苦しい、ここで踏ん張る」と言う気概が試合の流れを変えます。営業マンも、お客様の歩調に合わせすぎると、いっしょに「だれる」ことが多くあります。ペース配分はあくまでこちらが主導する、その上でお客様のご希望をかなえていくといったことを気をつけさせています。

7、相手の攻撃の当たらない距離を知る。自分の距離も知る。それを反復練習しておく。クツ半分の距離が影響する。意外と、距離とかはデリケートです。10センチ前なら聞くとか、5センチずらしたからダメージを逃れたとかは常にあります。研究する際は、そこまで相手を知りたいですね。営業マンが売れる売れないも、ほんのちょっとの距離、言い方、それが原因になっていることも多いです。

8、自分の得意の勝ちパターンを、目をつぶってても当たるくらいに練習する。一回できたからと言って、できると言うわけではなく、飯を食うことくらい自然にできるようになることが大切です。一万回、十万回のパンチの練習が、本番での一発になります。セールストークや、接客もおなじ。人間は常々考え、やっていることしかできません。トップセールスの連中にも、あらためてアポ取りのやり方を一からやり直させたりしています。

9、相手を倒す、という感覚は、実際に倒してみないとわからないのです。倒せるパンチを持っているということと、倒す感覚を知っているということはまったく別物です。一度契約した営業マンがそれからどんどん結果を出していった、と言う話を聞くことがありますが、これは「契約する感覚を掴んだ」ということですね。

10、チャンスには畳み込む。たたみこめる選手は「ツメがいい」と言われます。ここでチャンスというタイミングを逃すと、相手の選手は回復します。お客様が買おうと思ったときに契約にならないと、なかなか受注には結べません。「ツメの甘い営業マン」がいかに多いことか・・・


廣田康之
by hira_hidenobu | 2005-02-12 14:51 | ビシャスセールス